2025年夏に予定されている参議院選挙に向けて、各政党が候補者の発表を進めるなか、福岡県選挙区では立憲民主党から野田国義(のだ・くによし)議員が再び立候補予定と発表されました。
地元では「野田さんは地に足のついた政治をする人」として知られており、その人柄や実績に注目が集まっています。
本記事では、野田国義さんの詳しい経歴や家族構成、そして気になる年収について、わかりやすく丁寧に調査し、ご紹介していきます。

それではどうぞ!
野田国義の経歴は?
まずは、野田国義さんの経歴について、詳しくご紹介します。
福岡県広川町の農家に生まれる
野田国義さんは、1958年(昭和33年)6月3日生まれ。
現在67歳です。
福岡県八女郡立花町(現在の八女市)の農家に生まれ、隣町の広川町で育ちました。
まさに地域密着の家庭環境で育ったことがわかります。
高校・大学時代
高校は福岡県立福島高校を卒業し、大学は日本大学法学部政治経済学科へ進学。
在学中には自ら政治研究会を立ち上げるほど、政治に強い興味を持っていました。



父の影響も大きかったのかもしれませんね。
政治家の秘書として修行時代
大学卒業後は、泰道三八事務所に勤めたあと、自民党の重鎮・古賀誠衆議院議員の秘書として活動します。
この経験が、のちに自ら政治家として立ち上がるきっかけとなったのです。
全国最年少で八女市長に当選!
1993年、34歳という若さで八女市長選挙に無所属で立候補し、見事初当選!
当時は全国最年少の市長として、新聞やニュースでも大きく取り上げられました。
その後も市民の信頼を得て4期15年8か月にわたり八女市長を務めました。
農業や子育て、地域医療など、住民の生活に密着した政策を展開し、「人の声を聞く市長」として親しまれました。
国政へ挑戦、衆議院議員から参議院議員へ
2008年に八女市長を辞職し、翌2009年には第45回衆議院選挙に民主党公認で出馬。
かつて仕えた古賀誠氏の選挙区である福岡7区から挑戦します。
結果は惜しくも小選挙区では敗れましたが、比例九州ブロックで復活当選。
念願の国政デビューを果たしました。
しかし、2012年の次期衆院選では敗れ、比例復活もならず落選。
その後、2013年の第23回参議院議員通常選挙に福岡県選挙区から立候補し、見事当選。
2019年の選挙でも再選を果たし、現在は参議院議員として2期目を務めています。
民主党→民進党→立憲民主党へ
政界では政党の再編が続くなか、野田さんもさまざまな判断をしてきました。
2018年には民進党を離党し、立憲民主党へ合流。2020年には立憲民主党と旧国民民主党が合併した新・立憲民主党の結党にも参加し、現在に至ります。
ネクスト総務大臣として活動中
2022年には、立憲民主党の「次の内閣(シャドウキャビネット)」でネクスト総務大臣(地方創生・倫理選挙)に就任。
地域を元気にする政策づくりを担当しています。
野田国義の家族構成は?
野田国義さんの家族についても見てみましょう。
妻は元県議会議員!
配偶者は野田稔子(のだ・としこ)さん。
ご夫婦でともに政治に関わる、まさに「政治家夫婦」として知られています。
息子夫婦も新しい家族に
野田さんの息子さんもすでに結婚されています。
2020年のコロナ禍の時期に式を挙げられず、7月7日に籍のみを入れたというエピソードが紹介されています。
式はできなかったものの、新しい家庭を築いたことに、野田さんご自身も感慨深い思いがあったようですね。
父・野田国重さんも政治家
野田さんの父親である野田国重さんは、福岡県広川町の町議会議員を務めた人物。
2024年11月に92歳で帰らぬ人となりました。
地域と家族の支えの中で政治の道を歩んできた野田国義さん。
お父さんの存在は非常に大きかったと言えるでしょう。
野田国義の年収も調査!
政治家として活躍する野田さんの収入はどうなっているのでしょうか?
調査した結果おおよその年収は約3,900万円以上となっております。
国会議員には「歳費」と呼ばれる給料のほか、さまざまな手当や経費が支給されています。
▽ 国会議員の年収モデル(参議院議員)
項目 | 年間金額(推定) | 内容 |
---|---|---|
基本給(歳費) | 約1,294万円 | 月額129万4000円(源泉徴収あり) |
期末手当(ボーナス) | 約635万円 | 年2回支給(6月・12月) |
文書通信交通滞在費 | 約1,200万円 | 月100万円、非課税(用途報告義務なし) |
立法事務費(政党経由) | 約780万円 | 月額65万円、政党活動費 |
合計 | 約3,900万円以上 | 活動費込みの総額 |
もちろん、これらのすべてが自由に使えるわけではありません。
多くがスタッフ人件費や交通費、事務所運営費などに使われます。
なので実際の手取り額はもう少し少なくなりますね。
ただし、年収ベースでは約2,000万円前後の可処分所得があると考えられ、地方在住の国会議員としては、しっかりとした収入基盤があるといえます。
まとめ
野田国義さんは、地元・福岡に根ざした政治活動を30年以上続けているベテラン政治家です。
要点をまとめます。
- 八女市長を4期務めた地域密着型の政治家
- 元・自民党秘書でありながら、今は立憲民主党で活躍
- 家庭も政治一家。妻は元県議、父も元町議
- 国会議員としては年間約3900万円規模の収入があり、地域と国政をつなぐ役割を果たしている
2025年の参院選でも再び注目を集める野田さん。
これからどのような政治ビジョンを示していくのか、今後の動きに注目です。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
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